コマンドライン作成に役立つヒント

 : インストールディレクトリ内のSoftinterface, Inc\ Convert Document To Image \Demo Batch Files2つの簡単なバッチファイル(*.bat)のサンプルがあります。これらはインストールしたデフォルトフォルダ内で修正不要で動作します。1つのバッチファイルは 32 ビット、もう1つは64ビットオペレーティングシステム用です。

 

ヒント1:同等のコマンドラインを作成される前に、最初にユーザーインターフェースでタスクを試されることを強くお勧めします。理由は次の通りです:

·         即座にあなたが実行したいことを確認することができる

·         コマンドラインで設定しなければいけないことを正確に認識できる

·         ユーザーインターフェースで実行後、/J スイッチを使用して '変換ジョブ' ファイルを指定することで、コマンドラインを即座にテストできる

 

ヒント 2: コマンドラインを初めて作成する場合、変換ステータスの確認やエラーメッセージの確認ができるように、Verbose (/V) スイッチの使用をお勧めします。/V  はコマンドラインの進捗状況を伝えるメッセージを表示します。/V  を使用している間メッセージを全く受け取らなかった場合、恐らくプログラム実行さえできていない事が原因です。次のヒント3 をご確認下さい。ポップアップメッセージの代わりにログファイル出力する場合は、/V の代わりに/L{LogFilePath}を使用します。

 

ヒント 3: 次のエラーが表示された場合:

" CDTI " 内部コマンドまたは外部コマンド 操作可能なプログラムまたはバッチ ファイルとして認識されていません"

これは、オペレーティングシステムがCDTI.exe を見つけられないことが原因です。このエラーを解決するには次の内、1つを実行して下さい:

 

A) (推奨手順) 実行ファイルへのフルパスを指定します。例:

"c:\Program Files (x86)\Softinterface, Inc\Convert Document To Image\CDTI.EXE" /J"D:\My Jobs\AcctBatch.SII"

 

代わりにバッチファイルを使用している場合、次をお試しください:

set CDTI="c:\Program Files (x86)\Softinterface, Inc\Convert Document To Image\CDTI.EXE "

%CDTI% /J"D:\My Conversion Job Files\AcctBatch.SII"

 

    注: 32ビットオペレーティングシステムを使用している場合、上記の例で"Program Files (x86)" の代わりに"Program Files" を使用して下さい。
 
  B) CDTI.EXE の場所にオペレーティングシステムパス変数を設定します。

また、指定するファイルの完全修飾パスを使用することをお勧めします。

現在のフォルダを".\"構文を使用して指定することも可能です。ファイル名が長い場合、入力ファイル、出力ファイル(/S /T)の前後に、二重引用符を使用し囲みます。

 

: インストールフォルダから別のフォルダにCDTI.EXE をコピーした場合、正しく動作しない場合があります。その為、上記の方法の一つを試してください。

 

ヒント 4: Windows Vista Windows 7 以降: これらのオペレーティングシステムはUser Account Control (UAC) と呼ばれる機能を使用しておりあなたのコンピュータを保護しています。UAC を有効にしていて、保護されている出力フォルダを指定する場合、ファイルは、%localappdata%\VirtualStore\ フォルダに作成されます。出力ファイルを探すには、次をWindows エクスプローラに入力して下さい:

%localappdata%\VirtualStore\

UAC がコマンドラインで影響していると考える場合、コマンドラインで、プログラムの名前をCDTI.EXEから CDTI.Admin.EXEへ変更すると、コマンドラインを実行する前に、セキュリティを引き上げることを促す表示を有効にします。

 

ヒント 5: コマンドスイッチは大文字小文字を区別する為 /F  /f と完全に異なります。

 

ヒント 6: ファイルへのユーザー独自のパスを指定するには、次を使用します:

パス

標準

%USERPROFILE% or %HOMEPATH%

C:\Users\UserName

%APPDATA%

C:\Users\UserName\AppData\Roaming

%LOCALAPPDATA%

C:\Users\UserName\AppData\Local

%MYDOCUMENTS%

C:\Users\UserName\Documents

 

:

CDTI.exe /S"%AppData%\In\TryMe.Doc" /T"%MyDocuments%\Out\TryMe.JPG" /4 100 /V

 

関連項目:

コマンドラインの使用

コマンドライン例の一覧

コマンドラインスイッチ

変換タスクの指定

変換ジョブの指定

ファイルタイプ定数